僕はIT業界の中小企業で働いています。
20代前半に結婚し、20代半ばには一軒家を購入したこともあり、家計はギリギリで、20代の頃は"自動販売機でジュースを買うのためらう"そんな生活をしていました。
いつか給料が上がったら「欲しい物が少しは買える」そんな風になると思っていましたが、いつまで経っても欲しい物は買えません。
本記事では、そんな僕が副業を決心したときの体験・感じたことを記事にしています。
給料が上がらない現実
サラリーマンは毎月安定した収入を得ることができますが、給料はなかなか上がりません。
一般社団法人日本経済団体連合会の調査(2021年昇給・ベースアップ実施状況調査結果)によると2021年の月例賃金の引き上げ額は6,038円、引き上げ率は1.96%という結果になっています。
僕の会社も5,000円アップくらいが毎年続いていました。(景気が悪いときは1,000円だったことも・・・)
毎年の昇給で大幅な給料アップは期待できません。そうなると給料を上げるには昇進するしかありません。ただ「昇進」は簡単にはできません。
また給料が上がっても、税金も定期的に上がるので、手取りがいつまで経っても増えません。(増えてはいるが、給料アップがそのまま手取りアップになっていない)
30代のとき残業なしの給料明細を見て「はぁ~」と何度ため息をついたことか。正直、生活残業していました。
個人で稼ぐ力が必要になる時代がやってくる
これまでの日本は「終身雇用制度」と「年功序列制度」により、企業に入っていれば定年まで雇用が保証され、企業への在籍年数に比例して給料が増える、そんな時代でした。
しかし「終身雇用制度」と「年功序列制度」の時代は終わろうとしています。
2019年10月13日。日本自動車工業会の会長会見で、トヨタ自動車の豊田社長が
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
と発言しています。日本を代表する大企業トヨタ自動車の社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言してのです。
さらに日本経済団連の中西経団連会長も「雇用制度全般の見直しを含めた取り組みが大事だ」と発言しています。
このことから、企業に入っていれば定年まで雇用が保証され、企業への在籍年数に比例して給料が増える、そんな時代が終わろうとしているのがわかります。
この時代の変化に伴い、企業だけではなく個人にも変化が求められます。
個人が企業に依存する働き方ではなく、企業に依存せず個人で稼ぐ力が必要になる
そんな時代になっていくのではないでしょうか。
個人で稼ぐ力を身につけるために副業を始める
給料がなかなか上がらないため、副業を考えるように。
また将来のことを考えると、エンジニアとしての力を上げる必要性も感じていました。
「企業に入って与えられた仕事をする、そうしておけば、将来は安心」そんな時代はもう古いです。
これからは企業に依存しない働き方が必要です。
ITエンジニアとしての高い技術や知識があれば、所属会社が倒産しても雇い先はあるはずです。副業の収入が本業より多かったら、そもそも企業に所属しなくても問題ありません。
個人で稼ぐ力を身につけるというのは、選択の自由を得るということです。
僕は何歳になっても選択の自由がほしいです。そのためブログで副業を始めました。
仕事で学んだ技術や知識、プライベートで学習した資格やプログラミング知識をブログという形式で残しておけば、「自分のスキルアップにつながる + 副業として収益を得ることができる」と考えIT系の情報を掲載するブログをスタートしました。
ブログで収益を得るために、IT技術を学び、学んだ内容を記事にする。この作業の繰り返しです。
本格的に副業を始める
2018年11月から本格的に副業を開始しました。
始めた副業は「ブログ」です。ブログを選んだ理由は、作業場所と作業時間にとらわれないからです。
一昔前は、HTMLというプログラミング言語を使って一から構築する必要がありましたが、今はWordPressで作成する時代です。こんなにも簡単に(HTMLを書かないでサイトが作れる)おしゃれなサイトが作れるなんて、便利な時代になったものです。
ブログでの副業は、初期費用がほとんどかからず(レンタルサーバー代とドメイン代)、自分の好きな時間に作業できます。ただし、ブログが収益化するまでには時間がかかります。
そこで、次の計画を立てました。
- 1日1記事書く
- 持ち運べるノートPCを購入し、空き時間があれば作業する
- まずは5年間、記事を書き続ける
- 5年後の目標は月20万
ブログで収入を得るには、とにかく書き続けることだと思います。
「継続は力なり」この言葉を信じ、まずは5年間、試行錯誤しながら書き続けたいと思います。