40歳を過ぎてからサッカーを始めた僕ですが、サッカーの練習試合中に転倒し腕を痛めてしまいました。
》【体験談】40歳を過ぎてから始めるサッカー
転んだときに右手で受け止めた結果、次の日から手首の小指側に痛みが。インターネットで似た症状を調べていると「TFCC損傷」という病気を見つけました。もしかしたTFCC損傷かも?
本記事では「手首の小指側の痛み」が治るまでの僕の体験談を記事にしています。
目次
TFCC損傷とは
TFCC(三角線維軟骨複合体)とは手首の小指側に位置する2つの骨(橈骨と尺骨)の間を結んでいる靭帯や腱、軟骨などの軟部組織によるネットワーク構造のことです。
この部位は三角線維軟骨複合体(英:Triangular FibroCartilage Complex)と呼ばれており、英語の頭文字をとってTFCCと呼んでいます。
このTFCCが外傷や加齢、繰り返しの負担などでダメージを受けて痛みが出る病気のことをTFCC損傷といい、主に転倒して手をついたりしたときや、スポーツでの使いすぎ、手首を酷使する仕事、炎症や加齢性の変化によって症状が出現します。
ドアノブを回すような動き、タオルを絞るような動き、重い物を持ったりする動きなどの時に痛みを感じるのが特徴です。
TFCC損傷?手首の小指側が痛い!!僕の体験談
10月23日:サッカーの練習試合で腕を痛める
40歳を過ぎてサッカーを始めた僕ですが、まだまだ運動不足のため、ちょっとしたことで転倒。
そのとき右手をついたことで、次の日から手首の小指側に痛みを感じ始めます。ただ「すぐに治るだろう」と思い、いつもどおりの生活をしていました。
僕は在宅勤務でシステムエンジニアの仕事をしています。そのため、毎日パソコンを操作します。本業だけではなく、副業でもブログを書いているので、1日10時間以上、キーボード入力、マウス操作を繰り返しています。
さらに在宅勤務で家事も手伝っていたので、洗濯物を干す、料理、食器の皿洗いなど、手首を使う作業が多く、治るどころか右手のちょっとした痛みはどんどん悪化していきます。
激痛であれば、右手を使うのをやめるのですが、ちょっとした痛みです。ドアノブを回すような手首をひねる操作や、洗濯バサミに洗濯物をはさむとき、フライパンの汚れをゴジゴジと洗うときなどに、ちょっとした痛みを感じます。
またキーボード入力やマウス操作も時間が長くなってくると、ちょっとした痛みを感じることも。
11月11日:整形外科を受診
サッカーの練習試合で転倒したときに右手を負傷。またいつ負傷したか不明ですが、同じ練習試合の中で左足も負傷していたようで、次の日、右手と左足に痛みがありました。
そのため、薬局でシップ(フェイタス)を購入し、毎日痛みにある右手と左足にシップを貼っていました。数日様子を見ているとシップの効果で左足の痛みはなくなるも、右手はまったく治る気配がありません。
右手が痛みだして4週間近く経過しても治らなかったので、有休を取得して整形外科を受診することに。
整形外科で「レントゲン」を撮りましたが、「レントゲン」の結果は異常なし。
先生の話では「レントゲン」では異常が見られないので、軟骨を痛めている可能性があるので「MRI検査」をしましょうとのこと。
ただ受診した病院には「MRI」がないので、近所の総合病院で「MRI検査」をすることに。さらに僕が土曜日を希望したことで「MRI検査」は15日後の11月26日に。
インターネットで「軟骨 小指側 痛み」で検索すると「TFCC損傷」という病気が見つかり、その内容を見ていると僕の症状とそっくりでした。これはTFCC損傷かも?と思い「MRI検査」まで15日もあるので、自分で出来ることをやってみることにしました。
左手生活の始まり
右手の痛みは治るどころか、どんどん悪化していくのを感じた僕は、「もう右手を使うのをやめよう」と決意します。
左手生活の始まりです。
マウスを左手で操作し、キーボードも左手のみでの入力。右利きの僕にとって左手のマウスやキーボード入力はすごくイライラします。
仕事のスピードは落ち、副業のブログを書くページも落ち、ストレスがたまる日々です。右手を治すためとイライラを抑え、左手で操作していました。(たまに我慢できずに右手を使ってしまうことも)
洗濯物、料理、お皿洗いは妻に事情を話し妻にやってもらうことに。ただ妻も仕事でいない時があるので、そのときは頑張って左手だけを使って家事をしていました。
片腕だけの生活、本当に不便です。両腕があるということがどれだけ幸せなことなのか、あらためて痛感させられた日々です。
「TFCC損傷」についてインターネットで調べていると、テーピングで固定するのが良いと書かれていたので、いろいろと試してみることに。
いろいろ試した結果、次の巻き方がしっくり来たので、画像のとおりに日々巻いていました。
さらにTFCC損傷用のサポーターがあることを知り購入し装着。このTFCC損傷用のサポーターはホントおすすめです。
今まではちょっとした動きで痛みを感じていましたが、このサポーターをつけると痛みを感じません。(ただひねる動きや負荷をかける動きをすると痛みを感じます。)
11月26日:MRI検査
整形外科を受診してから15日が経過、左生活をしていたので、もしかしたら右手の痛みはなくなるかな?と思っていましたが、右手の痛みはなくならず。予定通り総合病院で「MRI検査」を受けることに。
総合病院では「MRI検査」を行うだけです。検査結果は招待状を書いてくれた整形外科へと送られます。
「僕的には総合病院でそのまま診断してほしいなー」
と思いながらも、そういう決まりなんだから仕方ないと思い「MRI検査」だけをして帰宅します。
手の「MRI検査」を初めてやりましたが、20分~30分間、右手を固定し、耳栓をつけ、横向きになりながら「MRI検査」を行いました。20分~30分と長いので、途中でウトウト眠くなり、もしかしたら少し寝てたかもしれません。
検査結果は1週間くらいで招待状を書いてくれた整形外科へと送られるとのこと。
1週間・・・長くないですか・・・
12月3日:MRIの結果を聞く前に痛みが和らいでくる
整形外科からの連絡を待っている間、右手の痛みが和らいでくるのを感じます。
「あれ?あまり痛くなくなってきた」
11月11日から左手生活を始め、右手にはテーピングとTFCC損傷用のサポーターをつける、そんな生活を繰り返し、3週間が経過したとき、右手の痛みをあまり感じなくなってきました。
ただ少しだけ痛みを感じる時があるので、変わらず右手にはテーピングとTFCC損傷用のサポーターをつけています。ただ最近はキーボード入力やご飯を食べる時は右手を使っています。
完治まであと少しだと思うので、油断せず左手中心の生活をし、右手は今までどおり安静にしたいと思っています。
12月9日:MRIの結果
MRIの結果を聞く前に痛みが和らいできたので、油断して右手を使っていたせいか、また右手が痛くなってきました。。。
整形外科から連絡がきたので、病院にいってMRIの結果を聞きに行くことに。やはり「軟骨が損傷している」とのことでした。
先生の話によると治るまで3ヶ月~6ヶ月くらいかかるようで、もし半年経っても治らない場合は内視鏡で簡単な手術が必要とのこと。
右手の痛みとは、まだまだ長い付き合いになりそうです。><
終わりに
本記事では、僕が体験した「手首の小指側の痛み」について紹介しました。
今回の件で自分の筋力のなさを痛感しました。
腕が細いのは昔からのコンプレックスなので、手首の痛みが治ったら、筋肉トレーニングをして腕に筋肉をつけたいと思っています。
サッカーをしていると、試合中にスライディングを受けて転倒することはやくあることです。若い時は怪我をせずにやれていましたが、40歳を過ぎて筋力も衰えているので、これからも怪我をする可能性は高いです。
怪我をしないためにも筋力をつける!筋トレは嫌いですが、右手の痛みが治ったらトレーニングを開始したいと思っています。