学生の頃はサッカーをしていましたが、社会人になりいつの間にかサッカーボールを蹴ることはなくなり、仕事中心の生活。
20代後半くらいまでは、たまに地域のサッカーチームに参加したり、フットサルに参加したりしていましたが、30歳を過ぎてからまったくサッカーをしていません。
ただサッカーは好きなので
「いつかまたやりたい」
と考えているうちに、気がつけば40歳を過ぎていました。
本記事では、10年ぶりに始めたサッカーの練習を1ヶ月経験した僕の体験談を記事にしています。
目次
【40代から始めるサッカー】1ヶ月間練習に参加した僕の体験談
事前準備:ランニングから始める
40歳を過ぎてから始めたサッカー。サッカーをやるのは10年ぶりです。
学生の頃はサッカー部に所属し、社会人になっても地域のサッカーチームでサッカーをしていました。しかし25歳くらいから仕事と家庭の都合であまり参加できなくなり、30歳を過ぎた頃にはまったくサッカーをやらなくなっていました。
普段はシステムエンジニアの仕事をしています。毎日パソコンの前で作業する日々。通勤くらいしか運動していません。さらにコロナの影響で仕事は在宅勤務が中心となり、体力は衰える一方です。
そんな状態でいきなりサッカーをしたら、倒れてしまうのでは?と不安があったので、まずはランニングから始めました。
ランニングをすると、自分の体力のなさに驚きます。
- すこし走るとすぐ息があがり、しんどい
- まったく走れない
- 最終的にお尻の下の方が痛くなり、少しの間歩くことすらできなくなる
久しぶりの運動は思っていた以上にしんどく、少し走るとすぐ息が上がります。
ちょっと走ってすぐ歩くの繰り返し。またダッシュしようとしても足がつりそうになり、昔のように加速できません。
そして最終的にはお尻の下の部分が痛くなり、少しの間、歩くことすらできない状態に。。。完全に運動不足です。体力(スタミナ)がないのは分かっていましたが、筋力の低下もハンパないという現実を知りました。
練習の前にランニングしておいて良かったです。いきなり練習に参加していたら、まったく走れなかったと思いますし、たぶん練習中に何度もお尻の下の部分や足をつっていたと思います。
練習初日:筋力と体力の低下をあたらめて痛感、危機感を感じる
10年ぶりのサッカーです。知らない人ばかりのチームに参加させてもらうことに。(昔一緒にサッカーをしていた仲間が数名いるくらい)1回目の練習はフットサルでした。
事前にランニングをしていたとはいえ、体はイメージどおりに動きません。とにかく周りの迷惑にならないように一生懸命、守備をしていました。(攻撃と守備をする体力はないので、とくかく守備を一生懸命やっていました。)
筋力の衰え、体力の衰えがハンパない状態で始めたサッカーは、わかっていたことですが散々の結果に。
- 少し走るとすぐ息が上がり、しんどい
- 足がパンパンでトラップミス・パスミスなどミスを連発する
- ダッシュができない(加速できない)ので、パスに追いつかない
- 瞬発力がなくなっているので、簡単に抜かれる
- 数日は全身筋肉痛
とにかく走れません。ちょっと走るとすぐ息が上がります。体力(スタミナ)のなさを痛感します。さらにすぐ足がパンパンになり、思うように体が動きません。筋力の衰えを痛感します。
若い時のイメージとは、ほど遠い自分の姿にがっかりです。頭ではプレーのイメージができていても、そのプレーがまったくできません。改めて体力の衰えと筋力の衰えを痛感しました。
練習2回目:早くも怪我をする
40歳を過ぎてサッカーを始め、2回目の練習でいきなり練習試合がやってきました。
しかも人数が10人しか集まらなかったため(対戦相手のチームから1人借りる)、交代できない。という大ピンチがやってきました。
試合は25分×3本という内容です。
フットサルもしんどかったですが、やはり大きなグランドでの試合はもっとしんどいです。サイドバックで試合に出たのでロングパスやドリブルで仕掛けてきた相手についていく必要があり、本当に必死でした。
すぐ息が上がり、足はパンパン、試合なのでチームの人に迷惑をかけないように一生懸命走っていました。途中からお尻の下の方がつりそうで、簡単なパスをトラップミスしたり、パスミスしたりと、ミス連発です。
そして試合中、相手に足をかけられて転倒。そのときは大丈夫だったのですが、次の日から手首の小指側に痛みが。
試合中に右手をついたことで、次の日から手首の小指側に痛みを感じ始めます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「すぐに治るだろう」と思い、いつもどおりの生活をしていましたが、なかなか治らず。(ただそこまでの痛みではないため、普通に生活し、サッカーもしています。)
今回の怪我で改めて筋力のなさを痛感しました。手が治ったら上半身の筋肉トレーニングを始めたいと思っています。
1ヶ月が経過:ランニングの効果を感じはじめる
所属しているサッカーチームは毎週日曜日に2時間程度の練習をしています。
練習といってもちゃんとした練習ではなく、フットサルがメインです。そして、たまに大きなグランドで練習試合をします。
体力と筋力の衰えを痛感していたので、週1の練習だけでは不安だっため、個人的に週3でランニングしていました。
市民ランナー男子の5kmの平均タイムは約28分と言われています。(ただし、60代以上の記録を除外すると平均タイムは26分台)
そのため、5kmを30分以内で走ることを目標にしていました。初めは途中で休んでしまい(歩いてしまう)5km走るのに40分かかっていましたが、少しずつ慣れてきて30分~35分くらいで走れるようになっていきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
サッカーを始めて1ヵ月が経過した頃、いつもどおりのフットサルの練習で6分×6本のゲームを走りきることができました。
最初の頃はちょっと走るとすぐ疲れミスも連発とまったく走れませんでしたが、少し体力(スタミナ)がついたきたようです。ランニングの効果かな?
体力はついてきましたが、大きいグランドでの試合(前半と後半)を走りきる体力はまだありません。
ついに公式戦デビュー
地域のサッカーチームに参加して1ヵ月が経過した頃、市の大会(公式戦)が始まりました。
僕が参加しているチームは市の一番下のリーグ(1部~3部まであり、3部リーグに所属)に今年から参加します。
市の3部リーグとはいえ、40歳からサッカーを始めた僕にとってはみんな上手です。
運動不足の30代や40代に比べ、毎週のようにサッカーをしている30代や40代は基礎体力が全然違います。
公式戦は前半+後半走りまわります。(今回の公式戦は30分ハーフのようです。)
そりゃ体力つきますよね。
公式戦の初戦、人数は13人集まりベンチは2人です。僕はベンチで応援する気満々でした。
しかし、サイドバックをやれる人がいないとのこと。
「まつ試合出れる?」
え?
まったくの想定外で、急遽試合に出る流れに、1試合なんて走れるのか・・・不安です。
そんなとき、1人これるようになり、その人がサイドバックで試合にでることに。
「ホっ」とする気持ちと「残念」という気持ちがあり、試合出てみたかった自分がいたのは驚きでした。
ただ後半の15分から途中出場。残り15分という短い時間(僕にとっては長い時間)でしたが、公式戦デビューしました。
普段の練習試合は勝ち負けにこだわらず楽しくやっている感じですが、公式戦になるとみんな気合が違います。
僕は短い時間の出場でしたが、肉体的にも精神的にもなんか疲れた1日でした。
終わりに
40歳を過ぎてからサッカーを始め、1ヶ月練習に参加した僕の体験談について紹介しました。
僕のように昔サッカーをやっていて「いつかまたやりたい」と思いながらも、気がつけば40歳を過ぎていた。なんて人は意外にいるのではないかと思っています。
もしサッカーをやりたいけど、いまさらと悩んでいる人がいるのであれば
いまからでも遅くないので、サッカーを始めてみてはいかがでしょうか。
僕も初めは不安でしたが、1ヵ月間練習に参加し少しずつですが、体力や筋力がついてきたことを実感しています。
若い頃のように体は動きませんが、運動するのは気持ちがよくサッカーは楽しいです!
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