本記事はIT業界で約20年間、システムエンジニアやプログラマとして働いている管理人が実際に体験・感じたことを記事にしています。
39歳で鬱になりかける
システムエンジニアやプログラマは多忙なイメージです。
しかし常に忙しいわけではなく、忙しい時期がある または 炎上している現場に配属されると多忙な日々を過ごすというのが実際のところだと思います。
私が39歳のとき、ある現場で精神的に追い込まれて鬱っぽくなりました。そこまで激務だったわけではないのですが、プロジェクトリーダとして仕事をしており、お客様からの要望と開発メンバーのフォロー、その間に挟まれ頭を抱える日々。
厳しいスケジュールだったため、なかなかプロジェクトがうまく回らず、お客様には責められ、開発メンバーには厳しく言わなければならず、自分の力不足を痛感する日々。食欲がなくなり、夜眠れなくなっていました。
そんな日々を過ごしていたら精神的に病んできました。足が痺れはじめ、右胸に刺さるような痛みを感じるようにもなり、精神的にも肉体的にもボロボロでした。
その時期に強く感じたことがあります。
それは「本業一本で生活していると、選択の自由がない」ということです。
本気で会社を休職しようと考えましたが、生活のことが頭によぎります。
ここで自分が休職したら、子供の大学や専門学校の費用はどうなるのか
傷病手当金だけで本当に生活できるのか
結局、上司に相談して仕事内容を軽くしてもらい、体調はよくなってきましたが
今回の件を経験したことで「本業一本で生活することの怖さ」を強く感じました。
年齢を重ねるごとに転職が厳しくなる現実
IT業界は多くの会社があり、またエンジニア不足といわれている業界のため、技術力さえあれば他の業界に比べ転職はしやすい業界だと思います。
私も20代や30代の頃は、何かあればいつでも転職すればよいと考えていました。
しかし年齢を重ねるごとに転職が厳しくなる現実があります。
私は1回転職を経験しています。そして、転職活動だけであれば過去に3回経験しています。(1回は転職し、2回は転職活動だけで実際、転職はしなかった)
転職活動をしていると多くの求人を見るのですが、たまに35歳以下や40歳以下と年齢制限している会社があるのです。技術力や管理者能力があれば年齢に関係なく転職できるかもしれません。
しかし、年齢を重ねるごとに転職が厳しくなる現実があります。
鬱っぽくなり、会社を辞めたいと思った時「本業一本で生活していると、選択の自由がない」ということを強く感じました。
そして、この先も同じようにストレスから体調を崩すことがあるかもしれません。ブラックと呼ばれるレベルの案件に配属され、激務の日々を過ごすかもしれません。
そんなとき、自分の年齢が50歳を過ぎていたら、転職という選択肢を選ぶことができるのでしょうか。
20代や30代の時は転職すればよいと考えていましたが、50代でもその選択肢があるのか。すごく不安な気持ちになりました。
そして「何歳になっても選択の自由を手に入れたい」と強く感じました。
本業以外でも収入源を持っておきたい
私はもともと副業をしていましたが、今回の件でより副業に力を入れることを決意しました。
副収入が本業と同じ、もしくは本業以上の収入を得ていたら、「会社を辞める」「ブラック案件を断る」などの選択を選ぶこともできるはずです。
自由を手にするためにはある程度のお金が必要です。
今はブログ(サイト)やYouTubeを副業としていますが、ある程度の副業収入を得られるようになったら株を購入したいと考えています。株で一儲けするとかではなく、安定した高配当金株を長期間所有し、定年後の蓄えとしてです。(年金 + 副業収入 + 配当金で生活する)
もし40代後半や50代で超過酷なブラック案件に配属されたとき「嫌だ」「やりたくない」「会社辞めます」という言葉がいえるように、何歳になっても選択の自由・自由な働き方ができるように副業頑張ります。
もちろん本業も頑張ります!