本記事では、IT業界で約20年間働いている管理人が33歳~36歳くらいの時に出世がなかなかできずに悩んでいた時期のことを記事にしています。
目次
出世に悩んだ時期に感じたこと
周りの出世を素直に喜べない
出世ができずに悩んでいる時期。そんな時期でも、毎年のように出世する人がいます。
私が所属している会社では、昇進は4月と10月にあります。年に2回、大抵誰かは出世します。自分より先輩の人、後輩の人、年が近い人、特に身近な人が出世したとき「おめでとう」と声はかけるものの、心のどこかで素直に「おめでとう」と言えない自分がいました。
そんな自分を小さい人間だな・・・。と責めつつ、相変わらず出世しないことにがっかりしていました。
ただ、不貞腐れないように。これだけは注意していました。不貞腐れたら終わりです。
会社では、良い噂より悪い噂の方が広がります。悪い噂が広がると、自然と評価にも影響し出世の足を引っ張ります。
心の中では落ち込んでいましたが、周りには悟られないように、仕事を頑張っていました。
とにかく転職を考えるようになる
出世できないで悩んでいる時期は、よく転職のことを考えていました。そして、実際に転職活動をしている時期もありました。
出世できない理由は、会社なんだ。働く場所を変えれば、正しく評価されるのではないか?
そんなことばかり考えていました。ただ本当はわかっていました、出世できない理由は自分にあることを。
「出世するためには何をすればよいか」このことばかり考えていた
私は30歳の時に主任に昇進しました。しかし、主任から係長へなかなか昇進できず悩んでいました。
仕事は出来る方だと思います。「35歳までに係長になりたい!」と強く思っていたので、技術職ですが現場では営業のようなことをし
「増員の募集はしてないですか?」
「請負案件ありませんか?」
と顧客の課長や係長によく聞いてましたし、実際に増員してもらったり、小さい請負案件をもらったこともありました。
また、顧客の役職者の顔と名前はだいたい覚え、一緒に仕事をした人はもちろん、仕事をしたことがない人は、飲み会の場で挨拶をして顔を覚えてもらう努力をしていました。
そこまでしなくても。と感じる人も多いと思いますが、仕事は人の繋がりなので、コミュニケーションを取っておくと、仕事がやりやすくなり、困ったときに助けてくれたりします。
そんなことをしていても、33歳、34歳、35歳と出世できず。(ただこの時期の頑張りが、あとあと評価され、36歳で係長、38歳で課長に昇進しています)
出世に悩む = 次のステージを求めている
40歳を過ぎ、30代の頃を振り返ると、出世に悩んでいた時期はすごく成長できた時期だと感じています。
出世に悩む時期に、次の①~③のどの行動を取るかが大きな鍵だと思っています。
- 気づかない人
- 気づいているが行動しない人
- 気づいていて行動する人
①は出世するためにどうすればよいか、気づいてない人。
②は出世するためにどうすればよいか、気づいているが行動しない人。
③は出世するためにどうすればよいか、気づいていて行動する人。
出世するためには③、行動が大切です。
出世に悩んでいるということは、次のステージを求めているからではないでしょうか。
現状から更に成長を求めている時期。技術的な成長や精神的な成長だけではなく「給料を上げたい」というのもお金を稼ぐ力を上げるというのも成長です。お金を稼ぐ力は自由を得るために必要な力です。
出世に悩んでいる時期に不貞腐れず
どうすれば出世できるのか?
それを考え行動することで、大きな成長へと繋がるのは間違いないはずです。
最後に
「出世に悩む時期は伸びしろの時期」という記事を紹介しました。私は約4年間出世に悩んでいましたが、結果的には出世できています。
「出世できた人だから言えることでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
ただ「出世したい」と強く望み、現状を分析し、しっかりと行動した人は、出世する・しないに関わらず大きく成長するはずです。