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【スラムダンク映画】THE FIRST SLAM DUNKを見た感想

2022年12月28日

2022年12月3日に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」

スラムダンクファンの僕にとってはたまらない作品であり、あのスラムダンクを映画館で見ることができる、ほんと感動です。

本記事では、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想を記事にしています。※映画のネタバレを含みますのでご注意ください。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」感想

物語の主人公は「宮城リョータ」

スラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」の主人公は宮城リョータです。

劇場に入るとき、入場特典で「宮城リョータ」のイラストをもらい「なぜ宮城リョータ?」と思ったのですが、映画が始まってすぐに理解しました。

THE FIRSTの主人公は宮城リョータなのです。バスケットには各選手がつける背番号とは別に、ポジションを表わす番号があります。

1番:ポイントガード
2番:シューティングガード
3番:スモールフォワード
4番:パワーフォワード
5番:センター

なんで「THE FIRST」なの?って疑問に思っていましたが、もしかしたらポイントガードの「宮城リョータ」が主人公だから「THE FIRST」なのかもしれません。

映画は原作では描かれなかった宮城家の物語です。山王戦に「宮城リョータ」の回想シーンを挟みながら物語は進んでいきます。

父親だけでなく、バスケットの才能あふれる兄「宮城ソータ」を海の事故で無くし、バスケットだけを生きがいとして生きていくリョータ。そして、いつまでのソータのことを忘れられない母。

物語は兄「ソータ」が描いていた「山王工業」を倒すという夢を、弟の「リョータ」が実現するという内容です。

そして、リョータの姿を見て前に進み始める母親の姿を描いています。

大迫力の「山王戦」、躍動感あふれる映像がたまらない

物語の中心はバスケ日本一の高校である「山王工業」戦です。

「山王戦」をコミックスでは味わえない、躍動感あふれる映像で見ることができます。

展開が分かっているのに見入ってしまう。そんな映画です。

  • 山王工業 伝家の宝刀ゾーンプレスを切り裂く「宮城リョータ」
  • フラフラなのにスリーポイントを決めまくる「三井寿」
  • 河田兄にまったく歯が立たなくて周りが見えなくなる「赤木」
  • 沢北に挑み続ける「流川」、流川がパスを出したときの安西先生のガッツポーズシーンは思わず笑ってしまいました
  • リバウンドを拾いまくる「桜木花道」

湘北メンバーの活躍シーンをしっかりと描いており、スラムダンクファンにとってはホントたまらない内容です。

新しい展開はなく、山王戦と宮城リョータを楽しむ映画

映画の内容は「宮城リョータ」の家族の話です。それ以外は「山王戦」を躍動感あふれる映像と音声で楽しむ映画になっています。サプライズがあるとすれば、宮城リョータが将来アメリカでプレーしていたことくらいです。(沢北のチームと対戦していた。)

宮城リョータが3年、桜木と流川が2年のときの物語、原作にはない物語が描かれるわけではなく、原作の「山王戦」を描いた内容です。

そのため、新しい展開は特になく、映画を観ながら「次はこのシーン、その次はこのシーン」と次に起こる内容が分かっているため「ドキドキ感」に欠けます。

ただそれでも見入ってしまうのだから「すごい映画」だと思います。

映画スラムダンク続編はあるのか?

今回の映画「THE FIRST SLAM DUNK」は「宮城リョータ」の物語です。

ということは

  • THE SECOND:三井寿(シューティングガード)
  • THE THIRD:流川楓(スモールフォワード)
  • THE FOURTH:桜木花道(パワーフォワード)
  • THE FIFTH:赤木剛憲(センター)

の続編があっても不思議ではありませんし、是非やってほしいです。

ただ、THE FIRSTで「山王戦」を描いてしまったので、これ以上の物語って難しいような気がしています。

三井寿に関しては原作でも不良になるキッカケ、不良時代、復帰時代と描かれていますし・・・。

宮城家の問題は原作で描かれていなかったので「新しい内容 (宮城家の物語)+原作の内容(山王戦)」でしたが、三井寿の場合、どちらも原作の内容になってしまうのでは?と少し心配ですが、もし三井寿を描くのであれば「翔陽戦」だ思います。

一度挫折した人間が諦めずに這い上がっていく物語は感動な映画になるに違いありません。

まつ
まつ

映画「THE FIRST SLAM DUNK」に続編があるかわかりませんが、ファンとしては是非やってほしい!続編も見たいです。井上先生、続編期待しています!

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