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【ワンピース映画】ONE PIECE FILM REDを見た感想

2023年1月21日

2022年8月6日に公開された「ONE PIECE FILM RED」

興行収入190億円突破(2023年1月10日時点)を突破し、日本の興行収入歴代ランキング9位にランクインしています。

ワンピースファンの僕にとっては、「ONE PIECE FILM RED」はたまらない作品であり、本編では謎の多い人物であるシャンクスが活躍する映画なので大興奮です。

本記事では、映画「ONE PIECE FILM RED」を観た感想を記事にしています。※映画のネタバレを含みますのでご注意ください。

映画「ONE PIECE FILM RED」感想

「ONE PIECE」シリーズの劇場版第15弾「ONE PIECE FILM RED」は、原作者である尾田栄一郎先生が総合プロデュースを手がけた作品。音楽の島「エレジア」で開かれるライブを舞台に、世界中を熱狂させる歌姫「ウタ」と、麦わらの一味、そして赤髪海賊団による物語です。

シャンクスの娘「ウタ」の物語

映画「ONE PIECE FILM RED」は、シャンクスの娘である「ウタ」の物語です。(※本当の娘ではない)

「ウタ」という名前のとおり「ウタ」は超人(パラミシア)系「ウタウタの実」の能力者です。

能力者の生歌を聴いた者を強制的に眠らせ、聴き手の精神 (心)を仮想世界に引きずり込むという恐ろしい能力で、全世界の住民を「ウタ」が作り出した仮想世界(ウタワールド)に引きずり込もうとします。

ワンピースは大海賊時代です。海賊による略奪は当たり前の世界で、海軍も世界中の人達を助けることはできません。また世界政府に加盟していない非加盟国は貧しい国が多く、海軍も助けてくれません。

本編は"麦わらの一味"目線で物語が進むため、大海賊時代に困っている住民にスポットがあたるシーンは少ないですが、映画「ONE PIECE FILM RED」は大海賊時代に困っている住民の悲鳴の声から物語が始まります。

そして「ウタ」の歌はそんな住民の希望であり、困っている人や苦しんでいる人を救うために海賊のいない仮想世界(ウタワールド)に世界中の人々を引きずり込み、みんなが幸せになる世界を作ろうとします。

シャンクスに裏切られた過去、自分の犯した真実を知る、国民の期待に応えたい。その結果、2面性の人格が作られる。「ウタ」という心優しい人間が「苦しみ」「もがいている姿」をうまく描いた映画になっています。

まるでディズニー映画!ウタの歌に魅了される!

「ウタ」は「ウタウタの実」の能力者です。そのため能力を使う時は「歌」を歌います。

「ウタ」の歌はオープニングとエンディングで1曲ずつ、あとはその場面にあった曲を歌うという展開です。合計7曲の歌が作中で披露されています。

ディズニー映画を観ていると、よく物語の中で「歌」を歌うシーンがあります。「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー 〜ありのままで〜」なんて、映画を観たあと、頭の中からそのメロディーが離れませんでした。

今回の「ONE PIECE FILM RED」もディズニー映画と同じで歌に魅了されます

「ウタ」が苦しんでいるシーン、感情的になっているシーン、悲しいシーンなど、「ウタ」の感情に合わせた曲が披露されており、その歌声に魅了されます。

口コミを見ると、歌が多いという批判的なコメントを見かけますが、僕はディズニー映画好きなので最高でした!!今までの「ONE PIECE」シリーズの劇場版の中でも「ONE PIECE FILM RED」は断トツによかったです。

シャンクスの血筋が判明

「ウタ」の歌声も大興奮でしたが、シャンクスの血筋が判明したシーンも大興奮でした。

五老星がさらっと「フィガーランド家の血筋でもか?」と話したので、「え?いますごく重要なこといいませんでした!!??」と心の中で大興奮していました。

結局映画の中では、それ以上「フィガーランド家」のことは語られず、その後本編の中(第1070話時点)でもまだ「フィガーランド家」という言葉は登場していません。

ただ五老星が躊躇したくらいの家系です。きっと天竜人の家系に違いありません。しかも天竜人の中でも地位の高い家系である可能性が高いと考えられます。

シャンクス天竜人説、ほぼ確定と言ってもいいかもしれません。

「40億巻」であかされたシャンクスの生い立ち

入場特典で配られた「40億巻」、そこに重要なことが書かれていました。

それはゴッドバレー事件のときにロジャー海賊団に拾われた赤ん坊がシャンクスという事実です。

  • 39年前:シャンクス誕生
  • 38年前:ゴッドバレー事件 ロジャーが奪った財宝に紛れ込んだ赤ん坊(シャンクス1歳)

映画の最後の方で「ウタ」は敵船から奪った宝箱の中にいた赤ん坊だったということが判明します。

そして次のシーンで、シャンクスは自らの記憶とシンクロし「これも運命か」とつぶやきます。

自分と同じで敵から奪った宝箱にいた"赤ちゃん"、ロジャーはシャンクスのことを息子とは呼んでいません。しかしシャンクスは「ウタ」を娘として育てています。

もしかしたらシャンクスはロジャーの息子になりたかったのかもしれません。

終わりに

本記事では、映画「ONE PIECE FILM RED」の感想を紹介しました。

「ウタ」の歌に魅了され、シャンクスの血筋や生い立ちが判明し大満足の内容です。

その他には人気キャラクターたちが共存して戦うシーン、これも大興奮です。

ロー、ベポ、バルトロメオ、海軍からはコビー、ヘルメッポ、ブルーノ、ビッグマム海賊団からはオーブン、ブリュレ、カタクリ、海軍本部からは黄猿、藤虎、そして"赤髪海賊団"と"麦わらの一味"が共に戦います。(仮想世界と現実世界で別々に戦っていたため、シャンクスとルフィは会ってはいない)

本編ではありえない、人気キャラクターたちが一斉に登場し共に戦うまたは敵対して戦う、これこそが映画の醍醐味です。

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