はじめに
長いことサラリーマンとして働いていると、鬱のような症状になる、そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
僕は真面目な性格です。"人生を楽しむ"こと、"自由に生きること"が僕のテーマです。
人生を楽しんでいる人からしたら、意味が分からないと思います。
仕事で疲れ、精神的に病んでいるとき、"人生を楽しむ"ってどういうことなんだろう・・・と真剣に考えていた時期がありました。
そんなときに出会ったのが、小林正観先生の幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則です。
小林正観先生の他の作品も何冊か読みましたが、他の作品はそこまで興味を引かれませんでした。
しかし、この作品は僕の心に響きました。
うさんくさいタイトルなので、カバーがないと電車などで読むのは恥ずかしいかもしれません。(僕は恥ずかしかったので、カバーして読んでました。)
ただ本当によい作品だと思います。
本記事では、小林正観先生の「幸せな人は知っている"人生を楽しむ"ための30法則」の感想を記事にしています。
「人生を楽しむための30法則」の感想
人生を楽しむための30法則は、次の5大タイトルで構成されています。
- 第1章:幸せは私が感じたときだけ存在する
- 第2章:目の前のことを大事にするだけで、人生は成り立つ
- 第3章:笑顔でいつづければ、人生は変わる
- 第4章:全部に感謝すれば、全部が変わる
- 第5章:「人生を楽しむ」秘訣は、良き仲間と共にいること
幸せを決めるのは自分
第1章の「幸せは私が感じたときだけ存在する」では、幸せの本質について書かれています。
そして、人の価値観(正しい・正しくない)、人生のテーマなどについて小林正観先生の考え方が紹介されています。
第1章だけでも名言がたくさんあるのですが、特に僕の心に響いたのは次の言葉です。
何が正しいかを問いかけるよりも、
自分がどう生きるかだけを考えて
生きるほうが楽しい
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
何かを問いかけるとき「何が正しいか」、それを基準に考えることが多かったのですが、この本を読み、力を抜いて楽しい方を選ぶ、そう考えられるようになりました。
何が正しいか、というのは"自分の基準"でしかありません。
人が変われば"正しい基準”は変わります。
人に迷惑をかける選択はよくありませんが、そうではない場合、「楽しそうだな」と思える選択をした方が、人生は楽しくなるはずです。
感謝の大切さ、信頼される人の特徴
第2章の「目の前のことを大事にするだけで、人生は成り立つ」では、感謝の大切さ、信頼される人の特徴、肯定的な言葉の重要性、障害者の子供についてなど、たくさんのことが紹介されています。
第2章で、心に響いた主な言葉は以下です。一つに絞れなかったので、複数紹介します。
今やるべきことが目の前に存在しているなら、それを手を抜かずに感謝してやることで初めて、ちゃんとした次の仕事や役割が与えられるのだと思います。
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
今の自分に不満を抱え「本当の自分は違う」というのは、自分自身を否定しています。まず自分が置かれている立場を理解し、目の前にあることを、感謝しながら精一杯やる、シンプルなことですが大切なことです。
今の状況に文句を言わずに
黙々とやる人は、信頼される
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
僕は真面目な性格なので、文句を言わずに黙々と作業することが多く、その分、他人の作業まで手伝うことがよくありました。
真面目だから損しているのかな?と悩んだ時期もありましたが、この本を読んでスッキリしました。
肯定的な明るい言葉を言っていたほうが、
宇宙全体が味方になってくれて得です。
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
この本いわく、普段から否定的な言葉ばかり言っている人には、「ああ、そういう言葉が好きなのね」と神が思うらしく、その言葉をもっと言わせたあげたい、という方程式が働くとのこと、そのため、普段から否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉を言っていた方が得になるらしい。
日本には言霊(口にしていることが本当になる)という言葉があるくらいです。否定的なことばかり言う人より、肯定的な言葉を言う人の方が周から好かれそうですし、いい人生になる、そう考えたら、肯定的な言葉を使っていた方が得ですね。
笑顔の大切さ
第3章の「笑顔でいつづければ、人生は変わる」では、主に笑顔の重要性について、小林正観先生の考え方が紹介されています。
第3章も心に響く内容がたくさんあります。
思うようにいかないことを
淡々と受け入れながら、
笑顔で生きていけるのが本当の強さ
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
社会にできとき、自分の周りが全部思い通りになっているという人はごく一部で、ほとんどの人が思い通りにならないことに直面しています。
僕もこの時期、思い通りにいかないことが続き、ストレスを感じ体調を崩していました。思い通りにいかないことが続いても、それを淡々と受け入れ、笑顔でいきていく、それができれば少しは前向きになれる、そんな気がしました。
楽しそうにしていると、
周りに伝わっていく
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
人生の最大の罪は
不機嫌である
引用:幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則
職場に不機嫌の人がいると、仕事がやりにくくつまらないですが、楽しそうな人がいると職場の雰囲気がよくなり、仕事が楽しい。そんな経験したことないですか。
僕は笑顔で楽しそうな人に魅力を感じます。そのため「木梨憲武」さんや「さまぁ~ず」が好きです。その理由は楽しそうに仕事をしているからです。
特にParaviで配信している「ノリさん」の番組「木梨の貝」では、60歳を過ぎた大人(ノリさん)が楽しそうに遊んでいます。(仕事をしているのですが、遊んでいるように見える)
「ノリさん」の周りには、「ノリさん」に巻き込まれた人たちがたくさん集まってきます。
楽しそうにしていると、自然と人が集まってくるのかもしれません。
終わりに
本記事では、小林正観先生の「幸せな人は知っている"人生を楽しむ"ための30法則」を読んだ感想を紹介しました。
人生を楽しむにはどうすればよいのか?人生って何だろう?"人生を楽しむ"ってどういうことなんだろう、などと悩んでいる人は是非、小林正観先生の「幸せな人は知っている"人生を楽しむ"ための30法則」を一度読んでみてください。