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人はなぜ"未来に不安"を感じるのか?人は見えないもの・よくわからないことに不安を感じる生き物である

人はなぜ"未来に不安"を感じるのか?

人は不安を感じる生き物です。内閣府の世論調査(調査対象1,826人)では、約7割の人が将来に不安を感じているという結果がでています。

  • 不安を感じる:29.2%
  • どちらかといえば不安を感じる:39.8%
  • わからない:0.8%
  • どちらかといえば不安を感じない:18.8%
  • 不安を感じない:11.3%
引用:内閣府「平成26年 世論調査」のデータ

「どちらかといえば不安を感じない」「不安を感じない」という人は約3割いますが、ほとんどの人は将来に不安を感じているのです。

お金・結婚・病気など遠い未来に対して不安を感じることがあります。

  • 収入が少なくて将来が不安
  • 今の会社を辞めても転職できるか不安
  • 友人がどんどん結婚していき、自分も結婚できるか不安
  • 同僚がどんどん出世し、自分も出世できるか不安
  • 将来のお金が不安
  • 貯金がなくて老後が不安
  • 子供の将来が不安
  • 子供の学費が払えるか不安

また遠い未来ではなく、近い未来に不安を感じることもあります。

  • 今度の発表会、練習通りにできるか不安
  • 部長に昇進したけど、本当に自分にできるか不安
  • 結婚式のスピーチを頼まれたけど、上手に話せるか不安
  • 大学受験に合格したけど、大学で友達ができるか不安
  • 高校受験に合格したけど、高校で友達ができるか不安
  • 町内会の会長になったが、何をやればいいのか不安
  • 子供の公園デビューで、ママ友の輪に入れるか不安

このように人は未来に不安を感じます。そしてこの不安はストレスになり、憂鬱な気持ちにつながります。

未来のことを考え不安になったところで、未来は変わりません。不安になるだけ無駄なことなのです。それがわかっていても、未来に不安を感じてしまいます。

人はなぜ未来に不安を感じるのでしょうか。

人は「見えないもの」と「よくわからないこと」に不安を感じる生き物

不安のイメージ図

人は「見えないもの」「よくわからないこと」に不安を感じる生き物です。

例えば、今では当たり前になったネットショッピングでの買い物、インターネットが普及したばかりの一昔前はネットで商品を購入することに不安を感じた人も多かったのではないでしょうか。

そして、こちらも今では当たり前になった「クラウドファンディング」、芸能人が「クラウドファンディング」でお金を集めることに対して、怪しいものに手を出したと「よくわからないもの」に対し不安や恐怖を感じた人もいたはずです。

例えば、あなたの親が「仮想通貨」を始めたり、「クラウドファンディング」でお金を集めようとしていたとします。仮想通貨やクラウドファンディングの知識がある人であれば不安にはならないでしょう。しかし仮想通過やクラウドファンディングの知識がない人の場合、「大丈夫なの?」と不安になるはずです。

このことからもわかるように、人は「見えないもの」「よくわからないもの」に不安を感じる習性があります。

「収入が少なくて将来が不安」と感じている人は、収入が増える未来が見えないから不安になっているのです。

もし所属会社の給料テーブルが公開され、年齢を重ねるごとに大幅な給料アップ(満足できる給料がもらえる)が約束されているのであれば、そこまで不安を感じることはないでしょう。

また「結婚式のスピーチを頼まれたけど、上手にできるか不安」と感じている人は、スピーチの経験が浅く、どんな感じになるかよくわからないから不安を感じているのです。人前で話すことを仕事にしている人であれば、いつものことをやるだけなので、そこまで不安を感じることはないでしょう。

新しいことに挑戦するとき、環境が変化するときは不安がつきものです。なぜなら新しいことや新しい環境は、これから知ることである、まだよくわからないことだからです。

未来に不安を感じたときの対処法

メモのイメージ図

人は「見えないもの」「よくわからないもの」に不安を感じる習性があります。

未来は見えないものであり、どうなるかわかりません。「将来のお金が不安」「就職が不安」「老後が不安」「仕事が不安」など、未来に対する不安はたくさんあります。

しかし、そうした現状をぼやいても仕方がありません。いくら考えていても不安がなくなることはありません。

私たちは未来がある程度予見できます。ぼんやりとした不安を軽減するためには、自分の将来を予測してぼんやりとした部分を「見える化」するしか方法はないのです。

そして「見える化」するために、必要なことは「行動」です。

例えば、将来のお金に不安を感じているのであれば、お金の流れを見える化しましょう。

所属会社の給料は、将来どれくらい増えるか把握することが大切です。ただ会社は給料テーブルを公開していません。そこで会社の規模、売上、役職手当などから一般的にもらえる額をざっくり見積もったり、主任や課長、部長にさりげなく聞いて、主任クラスの給料、課長や部長クラスの給料を把握し、自分の給料が将来どうなっているのかある把握しましょう。

給料が少ないとぼやいていても、給料は増えません。所属会社の給料が少なく、今後も増える見込みを感じないのであれば、転職を検討するのもいいでしょう。副業を始めるのもいいでしょう。

人は「見えないもの」「よくわからないもの」に不安を感じます。将来の不安を少しでも軽減するには「見えないもの」「よくわからないもの」を「見える化」する必要があります。

「見える化」した結果、所属会社の給料だけでは将来のお金が足りないと感じたのであれば、それを補うための「行動」をしましょう。例えば、副業で月10万円稼げるようになれば、不安は少し軽減されるはずです。

近い将来の不安も同じです。「結婚式のスピーチを頼まれたけど、上手に話せるか不安」なのでれば、人前で話す練習をし、本番どういう感じになるか「見える化」しましょう。「見える化」すれば、不安は少し軽減されます。

未来に不安を感じたときの対処法は、次の3ステップを行うことです。

  • 何に不安を感じているのか把握する
  • 不安の正体を「見える化」する
  • 不安を少しでも軽減するために行動する
まつ
まつ

僕もお金の不安を軽減するために、副業をしています。

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